最終更新: 2023年10月7日
※困ったときは、ムフールタを見てみましょう
インド占星術学習者(中級者)向けの記事です。
この「占星術師アキュバル The Art of Jyotish Astrology」のホームページを開設したのは、2018年2月16日の21時54分。
なぜ分単位まで覚えているかというと、その時刻はムフールタを見て決定したからです。
ムフールタとは、物事の発端となる期日のホロスコープを作成して吉凶を占う、いわゆる吉日選定のこと。
2017年6月に開催されたBVBサマー・セミナーでムフールタの講習がおこなわれたので、出席されたという方もいらっしゃるかもしれません。
http://astrodiary.blog114.fc2.com/blog-entry-857.html(清水先生のブログ)
僕自身はこのセミナーに出席できなかったのですが、清水俊介先生が翻訳された『ムフールタの教科書』を参考にして、自分なりにホームページ開設のムフールタに取り組んでみました。
「難解なムフールタがよくわかる!」という超ポジティブな売り文句通り・・・とはいかず、四苦八苦しながらも選定したムフールタが以下のホロスコープです。
で、清水先生にお見せしたところ「大変いいんじゃないでしょうか」というお返事。
ということで、この日時にホームページを開設させていただきました。
以下にホロスコープの解説を記しておきます。
2018/2/16(金曜日) 21:54 練馬区大泉学園
●ポジティブな点
・ヴァルゴッタマでショールショーダヤの活動ラグナ(天秤座)。ラグナには無傷の木星が在住。
・10室、11室のサルヴァシュタカヴァルガが33点以上。著述の3室は41点。
・5室(教育・創造性)のみずがめ座にすべての吉星がからみ、多くの吉星が11室にアスペクト。みずがめ座はネータルのサルヴァシュタカヴァルガでみると30点。
・1-10のイタサーラ・ヨーガが成立している。
・10室在住のラーフ期からダシャーが始まる。
・ネータルの月(乙女座)から6室に月、水星、太陽、2室に木星→good
・ティティはプラティパダー。金曜日の第一ティティはシッディヨーガ→good
・月のナクシャトラはシャタビシャー(活動の性質)。金曜日のシャタビシャーはソーミャヨーガ→good
●ネガティブな点
・5室、9室のトリコーナハウスに火星と土星のアスペクト。
・RaKe軸が4-10に重なる。
・シュクラパクシャだが、月が暗い。
・水星、金星がコンバストされている。
・1-9,11,12のイシュラーフヨーガが成立している。
・シャタビシャーの18~22番目のガティーに月が在住。ヴィシャガティーなのでbad。