【遠隔鑑定】国際結婚のコンビネーション

最終更新: 2023年10月7日

お元気でしょうか。

緊急事態宣言明けましたね。

新型コロナの影響については前回のブログ「【プラシュナ】インド占星術で見る新型コロナ騒動」において、5月5日頃火星がみずがめ座に抜けることを契機に自粛要請が緩和されていくと書きました。
 
実際には全国一律に解除というわけにはいきませんでしたが、5月6日には特定警戒地域以外の34県で自粛要請が緩和されるなど、本格的な経済再開に向けて始動するきっかけとなりました。

新型コロナについては今後も気づくことがあれば、また記事にしたいと思います。

そういえば新型コロナに関して、辻仁成さんの書いたこのブログにはとても感銘を受けましたね。

滞仏日記「哲学者が語った、コロナとの驚くべき向き合い方」

文中に登場するアドリアンの思想はほとんどの日本人にとっては受け入れがたいものかもしれませんが、僕にとってはごくごく当たり前のことのように思えました。ずれててすんません。

よければご一読ください。

さて、今回は久しぶりに鑑定のフィードバックです。

先日、現在ヨーロッパ在住のAさん(日本人)を遠隔鑑定させていただきました。

Aさんの旦那さまは欧州出身。いわゆる国際結婚で、現在は旦那さまの仕事のご事情でヨーロッパに在住しているとのこと。
 
今回、旦那さまの出生時刻もわかるということで、二人分のホロスコープを見比べてみました。

ふと思ったのは、片方のホロスコープに国際結婚をあらわすコンビネーションが出ているならば、配偶者のホロスコープにも同様に存在するはずだということ。

果たしてその結果は・・・?

「外国」をあらわすふたつの要素
 


 
上のホロスコープは鑑定を依頼されたAさんのもの(出生データは伏せてあります)。
 
結婚・配偶者をあらわすのは「7室」と「金星」

「結婚運」を見ることに特化した分割図、ナヴァーンシャ(右側)にも注目してみます。

(出生図)

・金星は「外国」をあらわす12室の支配星(火星)と11室でコンジャクト。

・7室の支配星(火星)は「外国人」をあらわすケートゥに8番目のアスペクト。

(ナヴァーンシャ)

・7室に12室の支配星(木星)が5番目のアスペクト。

・7室の支配星(月)は12室(外国)に在住し、「外国人」をあらわすラーフとコンジャクト。

出生図やナヴァーンシャにおいて、7室や金星が「外国」をあらわす12室やラーフ・ケートゥと繰り返し絡んでいることがわかります。

特にナヴァーンシャにおいてキレイに出てますね。
 

 

さて、こちらは旦那さまのホロスコープ。

(出生図)

・7室に「外国人」のラーフ。

・7室の支配星(土星)は12室の支配星(月)と相互アスペクト。

(ナヴァーンシャ)

・12室の支配星(木星)が7室にアスペクト。

やはり、結婚のハウスが必ず12室かラーフ・ケートゥに絡んでいることがわかります。

旦那さまの場合はどちらかといえば出生図のほうに出ているかな。

お互いに血がつながっているわけでもない、本来「他人」であるはずの配偶者の情報がホロスコープにあらわれるという不思議。

まさに「運命共同体」ってわけですね。


鑑定後、Aさんからは

やはり小さいころのことや病気などを言い当てられると、ドキッとします(笑) 鑑定後に思い返してみると、夫の妹のうち1人はエンジニアの学校を首席で卒業しました。 アキュバルさんが技術面がすごいよね~とおっしゃっていたので、これか!と思いました(^.^) アキュバルさんの鑑定を受けて、インド占星術への興味が一層と深くなりました」

というご感想をいただきました(一部抜粋。「お客様の声」コーナーに掲載させていただきました

夫の妹が~というのは、旦那さまのホロスコープを見て、旦那さまのご兄弟が理系・技術系の適性を持っていることを指摘したのですが、そのことへのお返事です。
 
自分の鑑定がきっかけで、というわけでもないのでしょうが、こうしてラオ先生、清水先生の探求してきた占星術に興味を持つ人が広がっていくのは嬉しいですね。
 

 
今回は結婚のハウスと「外国」のテーマの絡みについて検証してみました。
 
結婚のテーマについてはやはりみなさんの関心が高いこともあり、これからも取り上げていこうと思います。


 
出生図を特殊な計算法で作り直したもの。「結婚」「仕事」「子供」など、特定のテーマを占うことに特化している。
 

 
#結婚

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