検索
- 2018年6月29日
【9室】の象意
トリコーナ・ハウス※のひとつ。 父親、祖先、教師(グル)。 信仰、宗教、道徳心。幸運。今生で積む功徳。慈善活動。 法律、形而上学。伝統。太もも、腰。 9室は長距離旅行、3室は短距離旅行。どちらも移動に関係するため、ホロスコープの3-9軸は「移動の軸」と呼ばれる。 また、9室の強い子供がいると親の運気が上がるため、インドでは子供が生まれるとまず9室を見るという。 ※ラグナの星座から数えて1、5、9番目の星座のこと。女神ラクシュミに象徴される「幸運」のハウス。特に9室はトリコーナ・ハウスの中で最大の力を持つ。


- 2018年6月26日
【対面鑑定】金星と火星のコンビネーション
先週末は、関西からいらっしゃったHさん(女性)の鑑定でした。 以前にも沖縄から来られた男性の方の鑑定をしましたが、不思議と遠方の方とのご縁が続いています。 なかなか興味深いホロスコープをお持ちの方だったので、少しご紹介したいと思います(ご本人の許可を得ています)。 |ホロスコープの特徴 ・ケンドラの10室で土星が高揚している。ケンドラ・ハウスで高揚する土星はシャシャ・ヨーガ(※1)という良性のヨーガを形成する。 ・土星の他にも、水星が定座で強い。木星と太陽はヴァルゴッタマ(※2)。ホロスコープ全体のパワーが強い。 ・ 11室を除き、凶星のアスペクトが重なっているハウスがない。→凶星の影響が分散しているため、ホロスコープの傷が浅い→健康体 ・D1でもD9でも月はケマドルマ・ヨーガ(※3)を形成している。しかし、月は太陽と距離が遠いために明るく、凶星による傷もない。 「強いホロスコープの条件」も満たしているし、全体的にバランスの取れた、良いホロスコープだと思います。 |8室の金星と火星 しかし、僕が気になっていたのは8室の金星と火星。実はこれ、「不倫


- 2018年6月14日
【対面鑑定】子供を授かるまでに時間がかかるケース
どうもこんにちは。アキュバルです。 前回の更新から少し間が空いてしまいましたね。先週末にディーパック・ビサリアジ先生をインドからお招きしての「BVB・JAPANセミナー」がおこなわれていたこともあり、僕のほうもバタバタしておりました。 ずっといち参加者として聴講していたBVBセミナーですが、今回は記録係として、スタッフ側で関わらせていただき、非常に印象深いセミナーになりました。 今回のセミナーのテーマは「医療占星術」。プロの鑑定師としては避けて通れないテーマですね。詳しくは清水先生のブログに書いてありますので、そちらをご参照ください。 http://xn--dckxbb0dvii1m.com/essay/2018_summer_school さて、セミナーで取り上げられたケーススタディの中に「不妊」「未熟児」のケースがあったのですが、たまたまその直前に鑑定させていただいたSさんは、まさに時間をかけて治療をおこない、その結果子供を授かることができたという方でした。 今回は、そのSさんのホロスコープを検証してみます。 お仕事はグラフィックデザイナー。


- 2018年6月1日
【ケートゥ】の象意
ラーフと対となる影の惑星(チャヤ・グラハ)。ホロスコープにおいては、必ずラーフの対角線に配置される。 禁欲、質素、別離。幻影。原因不明の症状。部外者、異教徒(シーク教徒)。 オカルト。外国語、コンピュータ、医療関係。言語学、微生物学。 5,8,12室に絡むケートゥはシッディ(霊視能力)の資質をあらわす。また、竜の尾であるケートゥは現世の終着点、「解脱」の象徴でもある。特に、12室に在住して吉星(トリコーナや12室の支配星、および木星)にアスペクトされるケートゥはスピリチュアルな傾向を示す。

