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【マンデーン・プラシュナ】佐川氏証人喚問



インド占星術中級者向けの記事です。

3月27日、一連の森友疑獄の真相究明のために佐川宣寿氏(前財務省理財局長)の証人喚問がおこなわれました。当日はリアルタイムで証人喚問の様子を注視していた人も多かったのではないでしょうか。

憲法15条には「すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と記されていますが、まさに連日の省庁の不祥事は、公務員が「誰のために」職務に奉じているのかが問われる事態となっていますね。

ひとまずこの記事では、佐川氏が証人喚問の宣誓をした時刻をもってムフールタ、およびプラシュナ成立の時刻とし、ホロスコープの分析をしてみました。

いわゆる『共謀罪』を検証する」でも書きましたが、分析にあたっては僕自身の主観や意見がある程度反映していることを念頭にお読みください。

この分析をあるインド占星術のグループで公開した時に思ったのですが、政治に関してはやはり各々の立ち位置が異なるし、ホロスコープの解釈にもその影響はまぬがれないということです。

しかし、そこで色々な意見を聞いて思ったのは、やはり占星術師は大局観だけにとらわれて、市井に生きる人々の実感、いわば庶民感覚のようなものを忘れてはいけないのではないかということです。

インド占星術は、その有効性から「士(サムライ)業」とたとえられることがあります。つまり、知っている者と知らない者の間では、見識に大きな差ができてしまうということですね。

だからこそ、僕はこうした政治問題を扱う際にも、なるべく「サイレント・マジョリティー」の声に耳を傾けて、庶民の生活感覚に沿って考えることが大切なのではないかと個人的に思っております。


2018/3/27 9:40 永田町

<ムルフタとしての分析> ●ケンドラにひとつも惑星がない。 ●ナクシャトラはプシャヤ。本来なら縁起の良いナクシャトラだが、今年は1月31日にプシャヤで月食が起きている。ムフルタでは日食・月食が起きたナクシャトラ(とその両脇のナクシャトラ?)は半年は使用を控えるとのこと。 ●ティティは11番目のナンダー。火曜日のナンダーティティはムリチュヨーガという凶のヨーガを形成する。 ●ホーラは水星。悪くないが、トランジットの水星は魚座で減衰している。 ●8室(秘密)に土星火星が在住してひどく傷ついており、そこから2室(スピーチ)にアスペクトしている。また、2室の支配星は減衰しており、ナヴァムシャでも2室が深く傷ついている。総じて、2室のクオリティは著しく低い。語られぬ真実。 ●ラグナロードの金星は12室(謀略・隠れる)に在住。8室を支配する木星と相互アスペクト。 ●6室(部下、使用人)に逆行木星。ふと思ったのですが、これは今回の証人喚問で佐川氏の補佐人を務めた弁護士・熊田彰英氏を表しているのかもしれないなと。熊田氏は小渕優子氏や甘利元経済厚生相の弁護を務めた人物で、この人選は官邸によるものとみられています。木星は8室を支配し、ラグナロードの金星、そして10室(政府)、2室(スピーチ)にアスペクトしています。 ●3室(メディア)に定座の(国民)とラーフ(好奇心)。国民がこの証人喚問の行く末を注視していることがうかがえます。

<闘争のプラシュナとしての分析>

●1室(佐川氏、および与党)と7室(野党)のパワーバランスについて。

1室からみるとウパチャヤに凶星がふたつ。

7室からみるとウパチャヤの凶星はひとつ。

→やや与党側が有利

●1室からみると2室の支配星が11室。7室からみると2室の支配星が12室→野党側は成果を上げられない。


今回使用したテクニックの多くはこの『ムフールタの教科書』に載っています。興味ある方は参考になさってくださいー。

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