インド占星術と他の占いは併用できる?

いわゆるプロの「占い師」さんのプロフィールを見ていて思うんですけど、いろいろな占術を併用するのが当たり前、という風潮がありますよね。

今たまたまウェブサイトを拝見しているある占い師さんは

「スピリチュアルカウンセリング、コーチングセラピー、霊感タロット、波動修正、プロテクション、アチューンメント」

などを鑑定メニューとして提供しているそうです。

このように複数のメニューを看板に掲げる目的って、大きく3つあると思うんですよね。

①多様な顧客ニーズに応えたい

②「箔」をつけたい

③それぞれの占いの長所を組み合わせることで、多角的な分析をしたい

①と②は、要するにビジネスですよね。

たまに「○○認定●●●カウンセラー」「××公認△△△セラピスト」

みたいなあまり聞いたことのない肩書きがズラッと並んでいる人がいますが、ああいうのも②の範疇に入るでしょう。

複数の占いを併用することのメリット

まあ①と②はひとまず置いておいて、③について。

個人的には、これなら理解できる、というか共感できます。

そもそも、ひとつひとつの占術は得意・不得意があるもの。

占いとひとくちに言っても、

命術・・・生年月日など、その人固有の情報で占う(例:占星術・四柱推命)

卜術・・・その瞬間の、偶然の要素で占う(例:タロット、易)

相術・・・顔や手、家の間取りなど、形状から占う(例:手相、風水)

があり、それぞれに得意とする要素、苦手とする要素があります。

僕はタロットはやりませんが、一度見てもらった時に「見える未来は1年まで」とはっきり言われたことがあります。つまり、タロットは「その時の」自分や相手の気持ちなどはよく出るが、10年や20年といった長期的な展望を見るには「命術」のほうが適しているということでしょう。

そういう意味で、③にはある一定のメリットがあるといえます。

では、インド占星術と他の占術を併用すれば、さらに効果を上げることができるのでは?

そう考える人もいるかもしれません。

でも僕の意見としては、「その必要はない」です。

なぜかというと、インド占星術という体系の中に、すでに③が含まれているからです。

インド占星術のコンポジット・メソッドとは?

これまでのブログの中でも一部紹介してきましたが、インド占星術の体系の中には、

パラシャラ、ジャイミニ、分割図、ヴァルシャファラ(イスラム占星術)、トランジット、チャクラなど、膨大なテクニックが収められています。プラシュナムフールタなどはいわゆる「卜術」ですよね。

インド占星術の大家、K.N.Rao師はこれをコンポジット・メソッドという言葉で表現しました。医者が複数の検査方法で病状を判断するように、つねに複数のテクニックを併用して多角的に分析することを奨励しているのです。ちなみに、このコンポジット・メソッドには自分だけでなく、「両親や配偶者などの近親者のホロスコープを見る」ことも含まれます。

つまり、「インド占星術」の中でたいがいのことはできてしまうんですよね。僕自身も「ここはインド占星術専門という感じで、信用できる」とお客さまに言われたことがあります。占ってもらう側も、そのほうが安心という人も多いんじゃないでしょうか。

まあ、色々な考え方があると思いますけど。

「一度にいろんな占いを体験できたほうが楽しい」という気持ちも理解はできます。エンタメとしてならそれもアリですね。

ですが、本気でインド占星術の世界に興味があるのであれば、なるべく「一途な」人に見てもらうことを強くオススメします!

質問を発した瞬間の時間。場所でホロスコープを作成し、占うテクニック。

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