検索
- 2022年10月25日
ナクシャトラ【チトラー】の象意
位置:乙女座 23° 20′ 〜 天秤座 6° 40′ 支配星:火星 方向性:ティルヤン=ムカ(前向き)※ 性質:ムリドゥ=マイトラ(優しく友好)※ 生理:額、首 象意: シンボルは宝石。支配神は天界の建築家トワシュトリ。 シンボルの宝石に象徴されるような魅力やカリスマ性、人気運。 トワシュトリの建築のように形態と機能が一致することを好み、バランスの取れた分析力、会話力、思考力を持つ。 絵画、デザイン、音楽など、想像力を要する芸術家。 宝石、彫刻、機械の製造など、構築に関わる分野に秀でる。 ※ティルヤン=ムカに適した活動・・・旅行、乗馬。道路の建設など ※ムリドゥ=マイトラに適した活動・・・音楽の学習、装飾品の製造、スポーツなど ナクシャトラとは? 黄道360°を27分割した星座のことで、360°÷27=13° 20′がひとつのナクシャトラの幅となる。月が毎晩ひとつのナクシャトラから次のナクシャトラに動いていくように見えるため、「月の花嫁」とも呼ばれる。ナクシャトラはダシャーの惑星や期間を決める重要な要素であり、他にもムフルタやホロスコープの解釈


- 2022年10月15日
清水俊介先生のリアルセミナー、そしてDevotionということ
先日、おそらく約2年ぶりとなる清水俊介先生のリアルセミナーが開催されました。 以前から清水先生のセミナーや、インドから講師を招いてのセミナーは開催されていましたが、僕の知る限りでは最大規模の参加人数で、非常に熱気がありました。 セミナー自体は以前に行われたリアルセミナーとほぼ同じ・・・のはずでしたが、新しく披露された知見やテクニック、ポイントなどが豊富に盛り込まれ、ほとんど違う内容と言ってもよいものでした。 清水先生は「自分が前に言ったことはすぐ忘れる」と言っていましたが、それが幸いしたのかもしれません(笑) 今回、北海道から東京までお越しいただいた清水先生をはじめ、会場の手配や当日運営に関わってくださったスタッフの方々、また参加者のみなさまにあらためて御礼を申し上げます。 セミナーに備えて・・・ さて、実は今回の参加者の中で個人的にとても印象に残るお話をされていた参加者の方がいました。その方は僕もワーククラスで教えていた「ゼロからはじめるインド占星術」20期生の方で、会場ではじめて直接顔を合わせた方です(すぐに顔とお名前一致しなくてすみませんで


- 2022年10月12日
【インド占星術クイズ】アインシュタインのダシャー~解答編~
前回の記事「【インド占星術クイズ】アインシュタインのダシャー編」の続き、今回は解答・解説編です。 さて、挑戦された方いかがだったでしょうか。 エピソードの順番は常識でわかってしまう部分もあるのですが、あくまでインド占星術のハウスと惑星の象意、そしてPAC※を使ってちゃんと説明できるかがカギとなります。 問題はアインシュタインの金星期、それぞれのアンタル・ダシャーにあてはまる出来事を答えよ、というものでした。 以下、正答と簡単な解説を記しておきます。 解答・解説 Ve - Ma ( ④ スイスの特許庁に就職。余った時間で物理学の問題に取り組む。) 1902年、友人のマルセル・グロスマンの父親の口利きで、ベルンのスイス特許庁に3級技術専門職(審査官)として就職。ここで好きな物理学の問題に取り組む自由ができ、特許申請書類の中のさまざまな発明理論や数式を知る機会を得る。 →火星は8室に在住し、高揚している。8室は「研究」のハウス。 また、火星は「研究」の象意を持つラーフとコンジャクトしている。 Ve - Ra ( ① 女学生ミレヴァ・マリッチと結婚。


- 2022年10月7日
【インド占星術クイズ】アインシュタインのダシャー編
Salam! アキュバルです。 今回は久々のインド占星術クイズです。 ※過去のクイズ記事 →「ダシャー(運命)を読み取ってみよう!インド占星術クイズ」 「東京に引っ越したのは何年?方位クイズ」 こちらは難易度設定がちょうど良かったのか意外と評判も良く、さまざまな方から回答を送っていただきました。 今回は、アインシュタインのホロスコープを題材に、ヴィムシィッタリ・ダシャーで出来事を読み解いてみましょう。 注目するのはアンタル・ダシャーです。 アンタル・ダシャーに対応する出来事を当ててみよう 左側にアインシュタイン博士のホロスコープ、右側に金星期のアンタル・ダシャーを載せています。 復習になりますが、アンタル・ダシャーとは最も大きな区分であるマハー・ダシャーの一つ下のPeriodのこと。マハー・ダシャーがその時期の大まかな傾向を示すとすれば、アンタル・ダシャーはより具体的な出来事を指し示します。 さて、マハー・ダシャーがケートゥから金星に切り替わる金星―金星期の直前、アインシュタインは1895年にスイスの名門であるチューリヒ連邦工科大学への入学資格を


- 2022年10月4日
【プラシュナ】行方不明・失踪事件の手がかりを追う①
中級者向け記事です。 現在、Amazonから清水先生の翻訳した「ラオ先生の元同僚が書いたインド占星術の教科書~質問占星術:プラシュナ」が発売されています。 プラシュナに関してはこれまで何度か記事にしてきましたが、そもそもプラシュナとは質問者が任意のタイミングでホロスコープを作成し、そこから出来事の趨勢を読み取るというものでしたね。 いわば、タロットのように占星術を使う方法です。 実は、プラシュナの分野で僕が個人的に注目しているのは行方不明者や失踪者の捜索です。 さすがに警察の捜査に協力することは難しいにしても、もし自分の身近でそういった問題が起こった場合、警察の到着より早く行動することで解決に結びつく場合もあるのではないかと。 ちなみに行方不明者に関しては、過去に山口県で失踪した2歳児をボランティアの男性が救出したケースを取り上げました。 →「山口県の2歳男児、奇跡の救出劇。インド占星術でみると、どうなる?」 よろしければご参照ください。 さて、つい最近だと、千葉県松戸市に住む小学一年生の女の子が自宅を出たまま行方不明になるというケースがありまし

