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- 2021年8月26日
ナクシャトラ【アーシュレーシャ】の象意
位置:蟹座 16° 40′ 〜 蟹座 30° 00′ 支配星:水星 方向性:アドゥ=ムカ(下向き)※ 性質:ティークシュナ=ダールナ(残忍)※ 生理:関節、爪、耳 象意: シンボルはとぐろを巻いた蛇。支配神は蛇の神サルパス。 アーシュレーシャは蛇の象徴であり、不誠実・貪欲・欺瞞といった性質と同時に性の力などの原初的なエネルギーをあわらす。 医薬品販売者、麻薬などの毒物を扱う仕事。動物園の職員など、爬虫類を扱う仕事。 貪欲な政治家やビジネスマン。性に関する職業。 関係する惑星のテーマを妨害するとも言われるが、同時に鋭い洞察力や原初的なエネルギーを付与するとされる。 ※アドゥ=ムカに適した活動・・・井戸・池堀り、基礎工事、地下構造物の建設など ※ティークシュナ=ダールナに適した活動・・・タントラ(呪術)、攻撃的な行為、サーダナやヨーガなど ナクシャトラとは? 黄道360°を27分割した星座のことで、360°÷27=13° 20′がひとつのナクシャトラの幅となる。月が毎晩ひとつのナクシャトラから次のナクシャトラに動いていくように見えるため、「月の花嫁」


- 2021年8月17日
ホロスコープにおける「自分軸」と「他人軸」
どーもアキュバルです。 雨、雨、雨・・・。 計画していた夏登山の計画も頓挫しそうなので、すっかり家でPS4の『Detroit: Become Human』をプレイする隠遁生活に入っています。早くアンドロイドから人間になりたい! まあそれはいいのですが、今回は以前の記事「ハウスによるパーソナリティ分析」で紹介した「自分軸」と「他人軸」の違いについて、実例を挙げてその違いを見てみたいと思います。 復習になりますが、ホロスコープに惑星が分布する「エリア」によってその人のパーソナリティを「自」「他」「私」「公」という4つの軸で理解しようというものでした。 上の図はその軸をわかりやすく図示したものになります。 それでは、具体例を見ていきましょう。 「他人軸」のホロスコープ こちらは先日鑑定したKさんのホロスコープ。 7室周辺に5つもの惑星が在住しており、明らかに「他人軸」型のホロスコープです。 この傾向は右側のナヴァーンシャでも繰り返されているため、かなり根深くパーソナリティに影響を及ぼしていることがわかります。 こういう人はかなり幅広く人脈を築き、人間関


- 2021年8月2日
水星VS月、土星VS太陽・・・相性の悪さの理由は神話にあり?
ギリシャ神話のゼウス。エジプト神話のオシリス。 尊い神格を持って人間の上に君臨するはずの神々が実は浮気者だったというエピソードは、古今東西さまざまな神話に登場します。 そして、それはインド神話やプラーナ文献においても同様です。 ナヴァ・グラハ(9つの惑星)のスーリヤ(太陽)やブリハスパティ(木星)、ソーマ(月)などは古くは「リグ・ヴェーダ」などにもその記述が見られる神格、つまり特有のキャラクターを持つ神さまでした。 そして実は、その神さまたちの破天荒なエピソードが惑星同士の「相性」にも影響しているのです。 ひとつ実例を挙げてみましょう。 暑くて耐えられない!影武者を置いて家出した太陽の妻 スーリヤ(太陽)にはサンニャーという妻がいた。 しかし、夫の放つ熱の強さに耐え切れず、ある時サンニャーはチャヤ(「影」の意)を自分の身代わりとして夫の傍に置き、彼の元から逃げ出してしまう。 しかし、そうとは気づかないスーリヤはチャヤを抱き、彼女との間に子供ができてしまう。 そして生まれた子供が真っ黒な土星神・シャニである。 ・・・という神話上のエピソードがあるの

