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- 2022年9月30日
ナクシャトラ【ハスタ】の象意
位置:乙女座 10° 00′ 〜 乙女座 23° 20′
支配星:月 方向性:ティルヤン=ムカ(前向き)※ 性質:クシプラ=ラグ(動的・短小)※ 生理:手や指 象意: シンボルは手。支配神はサヴィトリまたはスーリヤ(太陽神)。 「手」に象徴されるように、ハスタは熟練した活動や職人芸をあらわす。 また、その輝く知性は特にカウンセリングや助言に用いられるが、月がハスタにある場合は知性や機知をあらわす同時に軽率さを示す場合もある。 また、ハスタが5室の支配星と絡むと子供運に問題が生じるとされる。 教育者やカウンセラー、僧侶。手相家、占星術師。 職人、工芸家、マジシャンなど手先の器用さを活かせる職業に向く。 ※ティルヤン=ムカに適した活動・・・旅行、乗馬。道路の建設など ※ドゥルヴァ=スティラに適した活動・・・建築、井戸掘り。教育や農業の開始など ナクシャトラとは? 黄道360°を27分割した星座のことで、360°÷27=13° 20′がひとつのナクシャトラの幅となる。月が毎晩ひとつのナクシャトラから次のナクシャトラに動いていくように見えるため、「月の


- 2022年9月26日
聖なる数字「9(Nava)」と天王星・冥王星・海王星
インド占星術と数字の関係は奥が深い。 「深い」と言ってしまうと、まるで僕がその深度を知っているような口ぶりなのでもう少し慎重に言うと、「計り知れない」ということになるだろう。 僕はもともと完全な文芸肌の人間で、専攻も東洋美術である(学科は哲学科)。 数学については、微分積分の段階で赤点を取りまくり、それ以降目もくれなかったので苦手意識しかない。 でも、数学の分野で偉業を残した人々については、漏れ伝え聞くエピソードの数々からひそかに畏敬の念を抱いていた。 「数学は生き物であり、情緒だ」と喝破した岡潔。 「ナマギーリ女神が舌の上に数式を書いていく」と語ったインドのラマヌジャン。 まるで詩人の言葉のようだ。 数学者たちは僕が決して見ることができない世界を覗き見ているんだなと感じていた。 そんな自分が将来深くインド占星術に関わるとは、その頃は想像もできなかったと思う。 なぜ「9」は神聖な数字なのか? インド占星術の話に入ろう。 インド占星術では「9」は特別な神聖な数字であるという位置付けである。 12ハウスの象意を学んだ人ならおわかりだと思うが、9ハウス


- 2022年9月16日
【時刻修正】インドで『おぼっちゃまくん』が大ヒット
Salam! アキュバルです。 今回はやや中級者向けの記事です。 最近知ったのですが、インドでアニメ『おぼっちゃまくん』が大ブームになっているそうです。
https://news.yahoo.co.jp/.../6ea445e3797cdf83ad124e93a579... (Yahoo!ニュース) おぼっちゃまくんといえば「ともだちんこ」などの「茶魔語(独特の言葉遊び)」が特徴の作品なので、「なぜインドで?」と思ったのですが、過剰な勢いのある作風がインドのこどもだちに「ハマッて」しまったようです。 もしかしたらインドを越えて広く海外に配信する可能性もあるとのこと。 作者の小林よしのり先生のダシャーが気になって探したのですが、見つかったのは出所不明のネット情報のみ・・・。 本来、こうしたネット情報で有名人鑑定をおこなうのはラオ式インド占星術ではご法度です。 しかし、一応僕自身が20年以上の愛読者なので、そこらへんのアンチやにわかよりもはるかにご本人のエピソードや思想について詳しい自負はあります。 実際にホロスコープを出してみると、案外使える気がす


- 2022年9月6日
【お知らせ】「ゼロから~」ワーククラスと生徒さんのウェブサイト
Salam!
アキュバルです。
さて、今回はお知らせが二点ほどあるので書かせてください。 僕の先生である清水俊介師が毎年開講しているインド占星術の基礎コース「ゼロから始めるインド占星術」が現在、22期生を募集しています。 →詳細はこちら こちらの講座で、僕は昨年の20期に続きワーククラスを担当します。 ワーククラスとは、清水先生のレッスンの中から特に重要だと思われる部分をピックアップし、質疑応答中心に進めていく参加型クラスのこと。
前回の記事「僕がインド占星術を学ぶ時に心がけていること」でも書いたように生徒さんたちのアウトプットを促すためのレッスンとなっています。 9月18日開講ということで、まだ募集はしているようです。 これを読んでご縁のある方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします_(._.)_ もう一点はこちら。 去年から僕のもとでプライベートレッスンを受けていたアイビー茜さんが研究用のプロフィールサイトを公開しました。 →詳細はこちら 言葉を生業とする彼女ならではのセンスと、インド占星術への深いリスペクトが感じられる素敵な
