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12ハウスの象意まとめ
インド占星術における12ハウスの象意を解説した記事をまとめてみました。 学習用の参考にどうぞ。 【1室】 主な象意:自分・健康 分類:ケンドラ・トリコーナ 目的:ダルマ https://www.akbar.space/single-post/2019/06/04/%E3%80%901%E5%AE%A4%E3%80%91%E3%81%AE%E8%B1%A1%E6%84%8F 【2室】 主な象徴:スピーチ・収入 分類:マーラカ 目的:アルタ https://www.akbar.space/single-post/2018/10/05/%E3%80%902%E5%AE%A4%E3%80%91%E3%81%AE%E8%B1%A1%E6%84%8F 【3室】 主な象意:弟妹・趣味 分類:ウパチャヤ 目的:カーマ https://www.akbar.space/single-post/2018/08/06/%E3%80%903%E5%AE%A4%E3%80%91%E3%81%AE%E8%B1%A1%E6%84%8F 【4室】 主な象意:母・家 分
2019年6月20日


【ジェイミニ占星術】これだけは覚えておきたい!ジェイミニ・アスペクト
今回もジェイミニ占星術の基本を解説していこうと思います。 今日は、 ジェイミニ・アスペクト について。 惑星のアスペクトの基本ルールについては「 インド占星術のアスペクト・ルール 」で解説しましたが、この記事で解説したのは一般的な パラシャラ占星術 ※1 のルール。 ジェイミニ占星術においては、アスペクトにおいてもまったく違った法則が適用される、というのは以前解説した通りです。 重要なのは星座の三分類 ここで、以前の記事「 【ジェイミニ占星術】星座の三分類法 」をもう一度見返してみましょう。 12星座は 活動 ・ 不動 ・ 柔軟 の3つの性質に分類されるということでした。 ジェイミニ・アスペクトは、この三分類を覚えていなければ理解できません。逆に、ざっくりとでも上の図が頭に入っていればとても簡単です。 それでは、具体的にアスペクト・ルールを見てみましょう。 原則① 活動星座は不動星座にアスペクトする わかりやすく図で示すとこんな感じになります。上の図では牡羊座を例に挙げていますが、同じ活動星座である蟹座からは牡牛座・蠍座・水瓶座にアス
2019年5月7日


【ジェイミニ占星術】とっても重要なチャラ・カーラカ
ミュンスター大聖堂の天文時計(ドイツ) 今回もジェイミニ占星術の技法について解説していこうと思います。 ジェイミニについてはすでに二回記事で取り上げており、星座の三分類とパダの計算法について簡単に解説しました。 【 ジェイミニ占星術】星座の三分類法 【ジェイミニ占星術】パダの計算法 さて今回は、ジャイミニ占星術を理解する上で欠かせない要素のひとつである チャラ・カーラカ について。 カーラカというのは 表示体 という意味で、どのハウスにあるとか、どのハウスを支配しているかに関係なく、「惑星それ自体」に意味があるということ。 わかりやすい例でいうと、太陽は父親や権力をあらわし、金星は恋人や芸術をあらわしますよね。このようにさまざまな意味・象徴が付与された惑星を スティラ・カーラカ と呼び、例えば 「太陽は父親のスティラ・カーラカである」 なんて言い方をします。 ジェイミニ占星術においてもこのスティラ・カーラカは使用されますが、ジェイミニにおいてはもうひとつ、異なった算出法で導き出されるカーラカがあります。 それが チャラ・カーラカ で
2019年4月12日


【ジェイミニ占星術】星座の三分類法
チェコ共和国、プラハの天文時計(1410年) 前回の記事「 【ジェイミニ占星術】パダの計算法 」では、ジェイミニ占星術のパダの計算法を取り上げました。 これまでは パラシャラ方式 のインド占星術をメインに紹介していましたが、これを機会に少しずつ ジェイミニ方式 についても紹介していきたいと思ってます。 さて今回は、ジェイミニ占星術を学習する上でベースとなる 星座の三分類法 について解説します。 星座の三分類法がなぜ重要なのか? Ⅰ. 二区分(陰陽) Ⅱ. 三区分(活動・不動・柔軟) ←今ココ(´・_・`) Ⅲ. 四区分(火地風水) 星座の分類法については、過去の記事「 星座と【五大元素】のヒミツ 」で少し触れました。 四区分についてはすでに解説しましたが、特にジャイミニ占星術において重要になるのは Ⅱ の 三区分(活動・不動・柔軟)。 なぜなら、ジェイミニ占星術のアスペクトはこの三区分を知らなければ理解できないからです。 惑星のアスペクトについては、すでに「 インド占星術のアスペクト・ルール 」で解説しました。実はここ
2019年1月11日


【ジェイミニ占星術】パダの計算法
今回はジェイミニの技法「パダ」について。 これまでの記事では、おもにパラシャラ占星術の方式で解説をおこなっており、ジェイミニ占星術 ※1 についてはあまり触れてきませんでした。 ジェイミニについては、ある方が 「野球に例えると、パラーシャラ方式がセ・リーグ、ジェイミニ方式がパ・リーグ」 と発言されていて、なかなか面白いことを言うなと思った記憶があります。野球にたとえるなら「人気のセ、実力のパ」なんていう言葉もあったように(今はどうなのか知りませんが)、ジェイミニ占星術の有効性、即効性はパラーシャラ占星術を凌駕するものがあると思います。 なので、記事ではあえて触れていないだけで、僕は実は鑑定の現場においてはジェイミニのほうに重きを置いています。 そんなジェイミニ方式の用語としてよく耳にする 「パダ」 。 初学者には耳慣れない響きかもしれませんが、インド占星術の学習を進めていけば避けては通れません。 今回は、その「パダ」の算出方法について簡単に解説します。 パダの計算方法 パダとは何か。 どうやって実際のリーディングに活かすのか。 ...
2018年12月27日


【永久保存版】惑星の品位一覧
どーもこんちは。アキュバルです。 ホロスコープには本当に色々な要素が含まれていますが、僕がまずホロスコープを見て第一にチェックするのが、 惑星の品位 です。 品位とは、つまり「強さ」のこと。実は、それぞれの惑星には「居心地のよい」星座と「居心地の悪い」星座があり、配置される星座によって惑星が実力をどの程度発揮できるかが決まるのです。 僕は、惑星と星座の関係を「人」と「シチュエーション」のようなものと考えています。 例えば、図書館や大学の研究室は、物静かな学究肌の人にとってはのびのびできる場所かもしれませんが、騒がしい環境に慣れたパリピにとっては居心地が悪いはずですよね。そして、その逆もしかり。 まあ、ちょっと極端な例えかもしれませんが、僕は惑星と星座がもたらす強弱の関係をそのように捉えています。 惑星の品位(Dignity) 惑星の品位は、次のような段階で示されます。 最高星位・高揚(Exaltation) ムーラトリコーナ(Moola trikona) 定座(Own House) 友好(Friend) 中立(Neutral) 敵対(
2018年9月25日


惑星同士の不思議なコラボレーション〜星座交換について
今回は、ホロスコープを見る上で頭に入れておきたい基本的なコンビネーション、 星座交換(Exchange) についてお話しします。 星座交換とは、惑星同士のつながり、絡み方のバリエーションのひとつです。 惑星同士の絡み方については、同じ星座にふたつ以上の惑星が位置する コンジャクション 、そして以前の記事(「 インド占星術のアスペクト・ルール 」)で説明した アスペクト などがありますね。これらは比較的視認しやすい、目で見てわかりやすいコンビネーションだと言えるでしょう。 しかし、星座交換については、支配星の概念(「 ハウスと支配星 」参照)について理解していなければ気づくことはできません。ですが、この星座交換は惑星同士の絡み方としては最も強力なもの。そして同時に、最も見逃しやすいコンビネーションでもあるのです。 星座交換(Exchange)とは? 実はこの星座交換、 パリヴァルタナ・ヨーガ という別称が示す通り、ヨーガ(惑星同士のコンビネーション)の一種でもあります。 P arivartana Yoga 【定義】 在住している惑星同
2018年7月20日


インド占星術のアスペクト・ルール
今回は 惑星のアスペクト について解説してみようと思います。 以前の記事「 ハウスと支配星 」で惑星の在住と支配について説明しましたが、アスペクトもまた、ホロスコープを読み解く上で絶対に外すことのできない基本概念といえます。 Aspect(アスペクト)はドリシュティ(Drishti)とも呼ばれ、 「見る」 ことを意味します。 文字どおり、惑星が別の星座(あるいは惑星)を「見る」、視線を投げかけるわけですね。 惑星は在住した星座(ハウス)に影響を及ぼすのは言うまでもありませんが、アスペクトで別の星座(あるいは惑星)を「見つめる」ことによって、遠く離れた場所にも影響を与えることができるわけです。 それでは、具体的に見ていきましょう。 原則1:惑星は対角線のハウスにアスペクトする マリリン・モンローのホロスコープを例に説明します。 矢印が示しているように、金星は対角線の星座である4室の天秤座にアスペクトしています。 惑星は、在住する星座から数えて7室にアスペクトする。これが第1の原則にして基本中の基本です。 マリリン・モンローの4室に
2018年5月22日


ハウスと支配星
インド占星術の基本である 支配星 についてのお話です。 ホロスコープのリーディングには、惑星の 「在住」 だけではなく、 「支配」 という観点が非常に重要になってきます。ホロスコープでぱっと視認できるのは惑星の「在住」だけなので、直接目に見えない「支配」という考え方は初心者には理解しづらいかもしれませんね。 しかし、この「支配星」の考え方を理解できなければ、インド占星術の学習は半歩も進まないといっても過言ではありませぬ。。。 そういうわけで今回は、ハウスと支配星について解説してみようと思います。 在住とは?支配とは? 「在住」とは、どの惑星がどのハウスに位置しているかということ。 「支配」とはその名の通り、惑星がどのハウスを「支配」しているかということ。 ラーフ・ケートゥを除く7つの惑星は、たとえば 太陽 なら獅子座、 金星 なら牡牛座と天秤座、といったようにそれぞれ支配する星座が割り当てられています。 (「 惑星の象意まとめ 」をご参照ください) 惑星には、それぞれ自分の治める「領土」があるということですね。これが「支配星」の考え方
2018年3月7日


「強いホロスコープ」の条件
インド占星術学習者(初級)向けの記事です。 何をもって「強い」とするのか? 「強い」ことは無条件に良いことなのだろうか? 疑問は尽きませんが、ここではひとまずざっくりと、「強いホロスコープ」の条件を簡潔に整理したいと思います。 「強い」ための条件はさしあたって次のふたつ。 ①惑星が強い。 ②惑星の配置が良い。 ①は、たとえば木星が高揚の星座にあったり、火星が定座に位置していたりと、個々の惑星の強さの問題ですが、これについてはまた後日。 ②については、ひとまずわかりやすい指標があります。 それは、 ・吉星(月、水星、金星、木星)がケンドラハウス(1,4,7,10)にある。 ・凶星(太陽、火星、土星、ラーフ、ケートゥ)がウパチャヤハウス(3.6.11)にある。 ということ。 例として、大女優マリリン・モンローのホロスコープを参照してみましょう(出生時刻が検証されたホロスコープを使用しています)。 ラグナ(アセンダント)は蟹座。ハウスはラグナの星座を起点に、時計回りにカウントしていきます。 ケンドラハウスの7室に月、10室に金星。...
2018年1月11日

