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「惑星・ハウス・星座」を映画で考える
近況ですが、師匠である清水俊介先生の「0からはじめるインド占星術」基礎講座のお手伝いをすることになりました。 僕が担当するのはレッスンで学んだものをアウトプットする「ワーク」で、インド占星術を始めたばかりのみなさんとワイワイ楽しみながらやっています。...
2021年9月30日


ホロスコープにおける「自分軸」と「他人軸」
今回は以前の記事「 ハウスによるパーソナリティ分析 」で紹介した「自分軸」と「他人軸」の違いについて、実例を挙げてその違いを見てみたいと思います。 復習になりますが、ホロスコープに惑星が分布する「エリア」によってその人のパーソナリティを「自」「他」「私」「公」という4つの軸で理解しようというものでした。 上の図はその軸をわかりやすく図示したものになります。 それでは、具体例を見ていきましょう。 「他人軸」のホロスコープ こちらは先日鑑定したKさんのホロスコープ。 7室周辺に5つもの惑星が在住しており、明らかに「他人軸」型のホロスコープです。 この傾向は右側のナヴァーンシャでも繰り返されているため、かなり根深くパーソナリティに影響を及ぼしていることがわかります。 こういう人はかなり幅広く人脈を築き、人間関係を活性化させていくタイプ。 話を聞くと、学生時代からワーホリなどで27か国に旅行・滞在。現地で働いてさまざまなご縁に恵まれたようです。 仕事はウェブ業界でマーケティングを担当。 7室の強さは「大衆(Mass)」への影響力をあらわします。 7室では
2021年8月17日


ハウスによるパーソナリティ分析
どーも。アキュバルです。 今回はインド占星術のハウスについて、少し違った角度から見てみたいと思います。 西洋占星術については詳しくはないのですが、例えば10ハウス周辺は「社会的頂点」を意味するPublic(公)な領域という共通認識があると思います。 その対角線に位置する4ハウス周辺がPrivate(私)を意味する、といったような。 インド占星術と西洋占星術ではアヤナムシャ ※ の違いにより、同じ出生時刻でホロスコープを出してもハウスの境界がずれてしまうのですが、そうした「公私」の意味合いなど、根本的なハウスの象意はとてもよく似ています。 次の図をご覧ください。 ハウスにおける「自」「他」「私」「公」 インド占星術における12ハウスの「傾向」をおおまかに図示するとこんな感じになります。 12ハウスは大きく4つの「領域」に分けられ、それぞれ「自分」「他人」「私」「公」をあらわします。 例えば上の図のホロスコープはアキュバルのものですが、ものの見事に 公的活動 に関心が集中しています。 もう俗事にまったく関心がなさそうですね・・・。...
2021年6月4日


12ハウスの象意まとめ
インド占星術における12ハウスの象意を解説した記事をまとめてみました。 学習用の参考にどうぞ。 【1室】 主な象意:自分・健康 分類:ケンドラ・トリコーナ 目的:ダルマ https://www.akbar.space/single-post/2019/06/04/%E3%80%901%E5%AE%A4%E3%80%91%E3%81%AE%E8%B1%A1%E6%84%8F 【2室】 主な象徴:スピーチ・収入 分類:マーラカ 目的:アルタ https://www.akbar.space/single-post/2018/10/05/%E3%80%902%E5%AE%A4%E3%80%91%E3%81%AE%E8%B1%A1%E6%84%8F 【3室】 主な象意:弟妹・趣味 分類:ウパチャヤ 目的:カーマ https://www.akbar.space/single-post/2018/08/06/%E3%80%903%E5%AE%A4%E3%80%91%E3%81%AE%E8%B1%A1%E6%84%8F 【4室】 主な象意:母・家 分
2019年6月20日


【1室】の象意
ケンドラ・ハウス※1、なおかつトリコーナ・ハウス※2両方に該当する唯一のハウス。 自分自身。容姿、性格。 健康状態。全身、特に頭部。 ホロスコープの要であり、1室が強くなければ良性のヨーガもその効力を発揮できない。 また、聖者、ヨーギーは1・2・12室など、1室の周囲に惑星...
2019年6月4日


【7室】の象意
ケンドラ・ハウス※1のひとつ。 配偶者 、結婚。お付き合い。 ビジネスパートナー。人間関係全般。 海外移住。外交、戦争(マンデーン占星術※2)。 生殖器、泌尿器。 7室は2室とともにマーラカ・ハウスと呼ばれ、「死」を暗示する。...
2019年2月26日


【4室】の象意
ケンドラ・ハウス※1のひとつ。 家、不動産。乗り物。 母親。幸福感。快適さ。子供時代(10代)の教育環境。 玉座(ステータス)。議会。 胸部、心臓。 プラシュナ※2においては「結果」をあらわすハウスであることが多い。 4室(家)が凶星によって傷つくと「故郷を出る」という暗示...
2019年2月1日


【6室】の象意
ウパチャヤ・ハウス※1のひとつ。 競争、勝負事、軍隊。敵対者、使用人。ペット。犯罪、暴力。裁判。 母方の叔父、叔母。下腹部。大腸、小腸。国境、選挙。 6室はウパチャヤ・ハウスかつドゥシュタナ・ハウス※2なので吉星が在住するのは「もったいない」が、経済面には良い配置といえる。...
2018年10月27日


【2室】の象意
声、スピーチ、食生活。収入。貯蓄。 家族、倫理性、サンスカーラ(カルマのパターン)。 顔、右目、歯、咽頭(声帯)。 特に、テレビなどの映像メディアで活躍する場合には、2室のクオリティが重要になる。 また、2室は7室と並ぶマーラカ・ハウスとして知られる。マーラカ・ハウスはそれ...
2018年10月9日


【12室】の象意
モクシャ・ハウス※のひとつ。 外国、故郷から離れた場所。刑務所、病院。損害、出費。 お布施、巡礼。解脱。アシュラム(修行のための場所、建物)。 性生活、睡眠。左目、足。 結婚を見るときは7室、8室などを見るのが一般的だが、夫婦の寝室をあらわす12室のクオリティも重要になる。...
2018年8月24日



















