top of page

ナクシャトラ【ムーラ】の象意


"Moola Nakshatra"

位置:射手座 00° 00′ 〜 射手座 13° 20′

支配星:ケートゥ

方向性:アドゥ=ムカ(下向き) 

性質:ティークシュナ=ダールナ(残忍・冷酷) 

生理:足先・胴体の左側

象意:

シンボルは縛ってある何本かの根。支配神は破壊の女神ニルリティ。


女神ラクシュミーに対し、ニルリティは悪や腐敗、物質的な窮乏をあらわすが、科学や哲学などの探求により物事の源泉に達する可能性を示唆する。

ムーラは細菌のように目に見えない物事の因、そして始まりの「根」を象徴するため、医学とも関係の深いナクシャトラであるとされる。


医者。ヒーラー。根や花、果実など果物販売に従事する人々。研究者、裁判官、演説者。


アドゥ=ムカに適した活動・・・池・井戸掘り、地下構造物の建設など

ティークシュナ=ダールナに適した活動・・・タントラ、黒魔術、動物の訓練、サーダナやヨーガなど


ナクシャトラとは?

黄道360°を27分割した星座のことで、360°÷27=13° 20′がひとつのナクシャトラの幅となる。月が毎晩ひとつのナクシャトラから次のナクシャトラに動いていくように見えるため、「月の花嫁」とも呼ばれる。ナクシャトラはダシャーの惑星や期間を決める重要な要素であり、他にもムフルタやホロスコープの解釈などに用いられる。

 Archive: 
bottom of page