top of page

【ムフールタ】受講生募集のタイミング




久しぶりにガチめの中級者向け記事です。


先日の記事でレッスン生募集について書きましたが、もうひとつ僕の中で考えていたのが募集のタイミングです。

過去に僕はこのウェブサイトの開設日をムフールタで選定し、その時刻に開通させました(「ホームページ開設のムフールタ」参照)。

ムフールタとはインド占星術における吉日選定のためのテクニックですね。


そこで今回も、レッスン生の募集をウェブサイトで開始するタイミングを知りうる限りのムフールタの知識を駆使し、選定してみました。


以下がそのホロスコープです。





日時は2022年4月28日の午前4時。



●ポジティブな点


・ケンドラハウスである1室に三つの吉星(金星・木星・月)が在住。

→木星は定座、金星は最高星位。ハンサヨーガ、マラヴィヤヨーガ、ガジャケーサリヨーガ、ムドゥリカヨーガを形成していしている。


・D9の7室に最高星位の木星、太陽、金星が在住し、ラグナにアスペクトしている。


・ウパチャヤハウスの11室に定座の土星が在住。2室の太陽は最高星位。


・ネータル(アキュバルのホロスコープ)の月がある乙女座から7室に吉星が集中している。


・アシュタカヴァルガは1室が29点、10室が29点で次第点。11室は42点と高い。


・ラグナに在住する木星は10室の支配星でもある。木星は5室(生徒)の支配星である月とコンジャクト。また、木星と4室と7室の支配星である水星はディグリーコンジャクト、およびプールナ・イタサーラヨーガを形成している。木星と水星は占星術のコンビネーション。


・オープニングダシャーは11室で定座の土星なので悪くない。ただしサブダシャーのケートゥはあまり良くないので一年くらいは色々大変そう。


・ナクシャトラはウッタラ・ヴァードラバダ。不動のナクシャトラで教育の開始に向いている。26番目なのでターラーの観点からも問題なし。


・4月28日は木曜日、この日の午前4時は月のホーラ(時間帯)。いずれも吉星が支配する。

また、木曜日とウッタラ・ヴァードラバダの組み合わせはチャットラという吉ヨーガを形成する。



●ネガティブな点


・月が新月直前で暗い。ティティは黒分の13番目、トラヨーダシーで良くない。


・ラグナがパーパカルタリヨーガかつバンダナ・ヨーガ。


・ラグナがD1で柔軟星座、D9で活動星座。事業の安定性に欠ける。


・1-7軸の金星と木星は問題も孕む。


・8室が深く傷ついている。



おおむね満足はしているのですが、妥協した部分も多々あります。

午前4時という時間なので、夜明け前に布団から抜け出し、PCを立ち上げてサイトの更新ボタンをポチりました。

ブログだったら日時を指定して予約投稿もできると思いますが、それは効果あるのだろうか・・・ちょっと未知数ですね。


ともかく、このムフールタの効果もあったのか、早々にレッスン生の募集枠は埋まりつつあります。

というか、もう埋まってます。想定以上の人数を受け入れるべきか・・・もうちょっと考えようかなと思っています。 というわけで、今回は久々のムフールタ記事でした。

ムフールタといえば、すでに電子書籍化されていたK.K.ジョーシ先生の『ムフールタの教科書』がペーパーバック版で先日発売されたばかりです。

ご興味ある方は、ぜひ手に取ってみてください!


 Archive: 
bottom of page