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作画AIにアキュバルのイラストを描かせてみました


Microsoft BingのImage Creatorに描かせたキャラクター


こんにちは。今回は占星術とは関係ない話題です。


このブログのイメージ素材は主にフリー写真のサイトから入手していたのですが、ふと思い立って今世界を席巻している作画AIに描かせてみたらどうなるか?ということで、Microsoft BingのImage Creatorを使って色々試してみました。


上のイラストはImage Creatorにこのサイトのイメージキャラクターであるアキュバルのイメージを伝えて作画させたものです。


正直、驚きましたね。もちろんこのイラストに至るまでには何枚も描かせて試行錯誤したのですが、最終的にはなかなかのものが出来上がりました。

どこか線の細さを感じさせる造形はちょっと少女漫画風、あるいはハーレクイン文庫風の雰囲気を漂わせていますが、特に衣服の皺や装飾品・紋様の描きこみの繊細さは圧巻ですね。

背後にドラゴンを配して、人物をやや斜めに立たせる構図もいい!


他にもサイトのキャラクターをImage Creatorに描いてもらったので紹介します。



二匹の竜、ラーフとケートゥ。

「大きな白いドラゴンと小さな黒いドラゴンが古い遺跡の前を飛んでいる」

という要望に応えて描いてくれました。

なかなかいいんじゃないでしょうか。

明らかに遺跡の入口を目指して降りてきた様子なので、一体彼らはここに何をしに来たのか?と想像が膨らみます。


「竜」と指定するとどうしても中華風の「龍」になりがちなので、「ドラゴン」と指定しました。なので、どちらかといえば西欧ファンタジー風の造形になっています。



「鑑定」「Q&A」ページに登場する踊り子のセターラさん。セターラは「星」という意味のペルシャ語です。

なので、「夜の街を歩く踊り子」という注文をしてみました。市場を行き交う人々の声や騒音、酒の盃をぶつけ合う音が聞こえてきそうです。


やや萌え絵寄りのイラストですが、やはり構図がいいですね。

こちらからは一切構図を指定していないのに、こうした提案をしてくるあたりは流石としか言いようがない。

一眼レフで撮った時のような、背景の自然なボカシ具合も心憎い。



AIにインド占星術のイメージそのものを描かせたら?というコンセプトのイラスト。

これ、結構気に入っています。

さすがにインド占星術の「インド」の部分はあまり反映されていないようですが、古い書籍の表紙にはホロスコープのような円形の模様が描かれています。そしてやはり描きこみが凄い!


もちろん、ただ単に「インド占星術のイメージを描いて」というオーダーではこうした絵は生まれません。そこはいかに作画のための具体的な「ヒント」を提供できるかというのが重要になるわけで、その部分はこちら側のスキル次第と言えるかもしれません。



こちらも同じくインド占星術のイメージをイラストにしてみたもの。

一切人物については何も指定していないのに、AIは画面の右側に座っている女の子のイラストを描き加えてきました。

観る側の想像力を喚起させるような、物語性を帯びた一枚です。


月の光の欠片が室内に射しこみ、そこには古い叡智が記された書物がある。傍らに座す少女の視線はおそらく遺跡の下に広がる夜の街並みへと向けられている。

一体、彼女は何を考えているのか?


このように、いくら「AIに感性はない」と言われていても、どうしてもそこに感性を「読み込んでしまう」のが人間であり、AIはそれを喚起する術に長けているのがよくわかります。


もちろん、キャリア何十年のプロの作家の絵と比べた場合、これらの絵が「面白いか」と言われると、まだまだ「上手い」の領域にとどまっているのも確か。しかし、今後の展開を考えると末恐ろしいですね。


今回はちょっとした実験のつもりでしたが、なかなか良い感触を得たので、今後もAIイラストはブログにどんどん掲載していこうと思います!



こちらは制作過程で生まれた没イラスト。イメージの伝え方次第では作風までアラビア風に寄ってしまいがち。あと、背景のドラゴンの造形がちょっと気持ち悪い(笑)

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